「じんましん」ひどくなったときの対処法

じんましんの発症箇所

 

大きさは点状のような小さいものから、時間が経つに連れて広がったりと様々です。1つ1つのじんましんが融合して、体のほとんどがじんましんで覆われてしまうこともあります。形も円形、線形、環状、地図のようなものまでいろいろです。

 

じんましんの原因によって症状別に特徴があります。赤くなったり、ふくらんだりする程度は多種多様で特定はされません。しかし、茶色く跡が残ったり、表面が乾燥してカサカサになるようでしたら、じんましんとは別の病気と考えられます。

 

じんましんがよくできる箇所は太もも、股、腹部、おしり、乳房周辺ですが、頭皮、手の甲、足、背中、唇などの体の皮膚であれば全てに発症する可能性があります。

 

中でも口の中、胃腸、のど、気道にもできた場合は要注意です。症状がかゆいだけでは留まらず、腹痛、声がれ、呼吸困難、胃腸障害、呼吸障害も誘発しやすいです。

 

目にできる場合もあります。目の粘膜にできると大きくなりやすく、目がふさがる場合もあります。また、唇は夏に発症する傾向があるなど、箇所による特徴もあります。

 

このようなじんましんの症状は「膨疹発作」とも呼ばれ、普通10分から数時間、長くても24時間以内には小さくなるか消失することが多いです