「じんましん」ひどくなったときの対処法

何が原因でじんましんが出来るの?

 

じんましんは、かゆみを引き起こすヒスタミンという物質が、何らかの原因によって体内に放出され、神経や血管を刺激することで起こると考えられています。

 

じんましんと一口に言っても、いくつかの種類があります。まずは「特定の刺激が原因のタイプ」と、「原因不明のタイプ」に大別されます。

 

前者のタイプは、その原因によってさらに「アレルギー反応によるもの」「物理的刺激によるもの」「発汗刺激によるもの」の3つに分類されます。そして、後者のタイプは、やっかいなことに原因が分からないだけでなく、毎日のように症状が繰り返されるのが特徴で、1ヵ月以内に治る場合を「急性じんましん」、1ヵ月以上続くものを「慢性じんましん」として区別しています。

 

また、原因が分からないと「体のどこかが悪いのか?」と不安になる方も多いでしょう。それら、原因不明のタイプのうち、急性じんましんについては食べ物や風邪、気管支炎が原因のケースもあると考えられていますが、慢性じんましんの場合、まだはっきりしたことは分かっていません。

 

ただ、慢性の場合でも、発症から1~2年以内が症状のピークで、治療によってしだいに軽くなり、いずれ治るケースが多いとされています。